2004年ＧＷ旅行その１

2004年ＧＷ　東北・北海道の旅
～いろんな風に出会いました～

第一日目～自宅～栃木～東北道～弘前～鯵ヶ沢～大館

◇幕開け◇

今年のＧＷは、東北でちょっと寄り道してから北海道へ行こう・・・。
なんとなくＰが言い出したことで、我が家の旅行計画が始まった。

昨年は、道南の出来るだけ行ったことがないようなエリアへ・・・と愛車なっぴー（私のハンドルネームの由来）を走らせた。今年はでは、昨年行かなかった場所で、これまでに行ったことがない場所を重点的に周りましょう・・・とそんな適当な感じでルートは決まった。

いったいどんな旅が待ってるのだろうか・・・。

旅行前日・・・私の旅行記に度々登場する、親友のＳからメールが入る。
「予定通り、休めそう。じゃぁ、待ち合わせは弘前で・・・。」

↑このメールはいったい！！？？

◇出発◇

朝の４時に出発し、最初に向かったのは、栃木県のある場所。
Ｐが鉄道撮影（以降・鉄と呼びます）するというので、ひたすらここまでノンストップ。
ＧＷ初日ということで各地で渋滞もあったが、私達は朝早く出たおかげで、ほとんど渋滞にはひっかからなかった。

ＧＷは田植えの季節。
田んぼに水が張られ、とてもよく晴れているので、何気ない風景がとてもいい。しかし、夕べは準備などでほとんど寝ることが出来なかった私は、その青空がまぶしくてしょうがない。
眠気で目が開かない・・・。

水鏡になった田んぼ
これは寝台特急カシオペア

思い出の列車なので撮ってみた(笑）

彼が鉄してる間、しばし助手席のシートを少し倒して、持参した大判のタオルケットにくるまって、眠ることにした。

少し眠り、ようやく眠い目をこじあけるにまでいたったので、むくむく起き出し、カメラを持って春の風景を撮ってみたりする・・。

貨物列車好きです。

畑の脇に咲く花が好き

いよいよ本格的に行動開始、東北道に乗る。走りながら数枚写真を撮った。あとは、あまりの眠たさに意識を失ってしまう。しかし、助手席で寝ない主義の私は、ミントのタブレットを次から次へ口の中に放り込むのだった･･･(笑）

走っている車内から

でパチリ
那須のあたりだったかなぁ？

岩手山がとても綺麗に見えていました

◇喧嘩・そして青森◇

今日は秋田県の大館という街に泊まる。
しかし、今日の行程では、大館を思いっきり通り越して、青森県の弘前まで行く。
これは全部Ｐが決めたことで、そのあたりの話が全然見えていなかったため、馬鹿みたいに私は、とにかく戻るルートが嫌いなので(ーー;)、「なんでわざわざ青森まで行くのさ！」と眠たさからくるイライラもつのり、ぶち切れてしまう。

以後、毎日一回は必ず喧嘩という構図ができた・・・。

もっとも、イライラの一番の原因は空腹だったかもしれない(笑）
この日は、朝はコンビニのパン。昼は抜き。家から持参したクッキーだけだったからなぁ(笑）

なんとなく釈然としないまま、ついに弘前までやってきた。
最初に向かったのは、市内の交通公園。ここに、静態保存のＳＬがあるらしい。

弘前といえば、この時期は桜が有名で、弘前公園を中心に桜祭りで盛り上がっていた。
桜のある風景もすばらしいのだが、市内のいたるところから、岩木山がデデ～ん！と見えて、私の不機嫌もいっぺんにどっかに行ってしまった。
交通公園は祝日ということで親子連れで賑わっていた。枝垂桜が一番の見ごろのようだ。


交通公園のＳＬ	青々とした芝とピンクがあざやか！	いたるところでこんな風景が

次の日、Ｐと私は別行動することが決まっていて、彼は鉄、私は弘前観光の予定になっていたので、明日またじっくりと見ることにして、ちょっとドライブ。弘前から、日本海をのぞむ鯵ヶ沢に向かって走った。

弘前と鰺ヶ沢を結ぶ広域農道を走ってみると、今回の旅最初の大感動！
岩木山の麓から、とにかく一面リンゴ畑。道路がアップダウンしながら、リンゴの国に迷い込んだみたいな状態！
時折、右手側の風景が開けて見えるのだが、これが津軽平野か！とその風景にどんどん引き込まれた。


岩木さんはとっても素敵なお山でした。どこから見てもほれぼれ	この向こうは津軽平野。素敵な風景が待ってくれています	広域農道このアップダウンがワクワクさせてくれました

日本海側の街、鰺ヶ沢に来たのは、鉄がらみ。
国道沿いには海産物を焼いて売っていたり、魚やいかを干して売っていたりするお店が数店あって、なんだかいいニオイのする街だ。（イカ焼通りっていうのだそうです）

静態保存のかわいそうなほどボロボロのＳＬが置いてあるすぐ近くに、
海の駅「わんど」があった。地元の特産品がいろいろあって面白い。
リンゴ製品、農作物、鮮魚、貝などなど。昼抜きだったため二人して、屋台販売の炭焼きのイカの前から、動けなくなり買うことに・・・(笑）
おやつにしては、もう時間が遅いんだけどね。
車の中で慌てて食べたため、写真は残っておらず・・・・・(ーー;)


ホントは夕陽が見たかったけど予定があったので残念	かわいそうだぁ～。	鰺ヶ沢方面からの岩木山角度が変わってもいい！

この後、Ｐの鉄のために再び場所を移動。津軽平野の景色を堪能しながら、夕暮れを待つ。さすがに青森。日暮れともなれば、上着を着ないと寒くなってきた。

大変素敵な夕暮れでした
＠常盤村

岩木山が見てる

銀河鉄道っぽい？
これは、上野行き北斗星

◇ようやく大館へ・・・◇

大館と聞いて、なにを思い浮かべるか？私は「きりたんぽ」！
この日の夜の晩餐のために、いくつかお店を調べておいた。
しかし、ここまで一日で約８００キロ・・・私達の疲労はピークだった。
お店に行って食べることがなんだかとっても億劫になってしまい、宿泊先のホテルの部屋で、スーパーで買ったものを適当に食べようか・・・ってことになった。

さて、私達の旅には必ず地元のスーパーが登場する。その土地で何が食べられているのか、気になってしょうがない。
土産も、こういう場所で購入することがほとんどで、今回もたくさんのスーパーに行った。

この日の私達の夕食は、「ＩＴＯＫＵ（いとく）」という大館の中心部にあるスーパーで購入。
秋田と言えば、おいしいものだらけ・・・きりたんぽ、稲庭うどん、比内地鶏、いぶりがっこ、日本酒だったら、高清水、刈穂・・・etc・・・
そういった名産品コーナーも、ものすごく充実していて、とっても楽しいスーパーだった。

結局、夕飯には値引きになっていたお寿司とみそたんぽ、そして寝酒に刈穂を・・・。
他にも、比内地鶏の薫製やら、インスタントきりたんぽ（カップめんみたい）も買ったけど、食べながら寝てしまうほど疲れていたので、そこまで行き着かなかった・・・。

奥にあるのがみそたんぽ
子供の頃から親しんでいる五平餅と
よく似ていて、お米大好き人間の
ワタクシ惚れ込みました。

即席キリタンポ。
今回は残念ながら本物が
食べられなかったけど
また秋田に来るから、待ってろよ～！

今日の宿泊先は「ロイヤルホテル大館」大館駅前にある温泉浴場付きのホテル。
シングルルームに補助ベットを入れてもらったので、部屋は相当せまいのだけど、
特筆すべきはここの温泉！すばらしい。
わたしにとってはビバ大館！この温泉、私の肌にとっても合う。なめらかなお湯でお肌がトロ～りとするような感じ。また入りたいなぁ。

しかも、ここはビジネス客が多いと思われ、女性の浴室はほとんど貸しきり状態。やっぱり、芋洗い状態だとくつろげませんからね～。

ホテルの展望大浴場
翌日の朝撮影

そういうわけで温泉に入ってぐっすりと眠る・・・・・Zzzz..

２日目へ続く⇒

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